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腎不全

腎不全という病名くらいは見聞きしたことがあっても、腎不全に関係がなければ具体的にどのような病気かを知らない人が多いのではないでしょうか。それ以前に、腎臓の働き自体を知らない人も多いかもしれません。

 

腎臓は、体内の水分をコントロールする役目を負っている臓器です。人間の体は、成人で60〜70%が水分だといいます。腎臓では老廃物を尿として排泄したり、血液をろ過するから、何らかのトラブルで働きが弱ってしまうと大事な体内の水分調節ができなくなります。人体の半分以上を占める成分を管理できなくなるわけですから、体には大きな負担がかかってくるのです。

 

同時に老廃物を処理する肝臓の機能が低下すると危ないです。肝臓の機能が低下しているかどうかの目安はγGTPの数値を見ると一目瞭然です。

 

腎不全は、血液をろ過している部分が詰まって、老廃物の排泄が上手くいかなくなる病気です。腎臓が正常時の30%以下しか働いてくれなくなると、腎不全と呼ばれるようになります。

 

腎不全には急性腎不全と慢性腎不全がありますが、慢性腎不全になると腎機能が回復しないといわれています。体内に老廃物がたまってくるということは、尿などの毒素が蓄積されて体が酸性に傾いてしまうということです。これを尿毒症といい、血圧が上昇したり、水分がたまってむくみが出たり、皮膚の色が黒くなってきたり、口臭や吐き気、食欲低下、倦怠感、不眠、頭痛、思考力の低下、かゆみなど、実に様々な症状に悩まされるようになります。

 

腎不全が悪化してくると、血液中のカリウムが尿から排泄されなくなります。そのため、カリウムの血中濃度が高まって心不全に至ることもあります。息苦しい、手足がしびれるなどの症状も発生し、非常に危険な状態に陥ることもあるのです。治療をしない限り、腎不全は死に至る病とされています。腎不全の疑いがある場合は、早めに病院に行って治療を開始するようにしましょう。